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2011.11.07 Monday

変だから面白い

 この3日間、静岡の大道芸についてこのブログで書いた。
なんか頑張っちゃったんですネ。自分でもそう思います。
知人から、「大道芸の事になると、リキが入りますね」等と
電話で笑われた。仕方ないワナ。 

 
「バタフライ」綺麗だとは思いますが・・・

  昔、森直実編著「大道芸人」という本を、出版した。
その頃から、大道芸を取り巻く状況が大きく変わり
内容が古くなってしまった。あたしの出した本だが
大道芸に関するまとまった本はまだなく
一版だけで絶版になったから品薄で
古本市場にも出てこない状況だった。
ところが昨年、弘明寺観音商店街の古書店に「大道芸人」の本が
めずらしく出て、幾ら位の値なのかカンニングするみたいな
気持ちで本を開き確かめたら、情けナヤ300円であった。
この本屋、価値を知らねえナ、バーロー。
値段まあこんなもんかな。
しかし300円の自分の価値を、天下にさらしているようで、恥ずかしかった。
それで、この300円の本は、自分で買わなければ
みっともないと思い、3日後に古書店に行ったところ
アリガタヤ、売れて書架から消えていた。
奇特な方が、弘明寺におられるのですね。 

  
「ウィッティー・ルック」 
かなりの技量がありながらコミカルで楽しい。
凄い技だけ自慢するように見せつけるだけの芸とは一味違いますネ 

新しく、日本の大道芸を書き下ろさないといけないとは感じていたが
次第にあたしは大道芸に対して興味が薄くなった。
それで、書くことが山積みなのに執筆する元気が起きなかった。
このたび、静岡に出かけたところ、「大道芸人」の本を読んだ
静岡市民の方から声をかけられて驚いた。
また静岡に出演中の芸人の方からも
書いてほしいと励まされ複雑な気持ちになった所に
「タカパーチ」の件があった。
それで、少し頑張っちゃったのかもしれない。 
正直に話そう。実は、あたしは大道芸に興味を失ったのではなく
大道芸人に興味を失ったのだ。 
変な人が減ったと思う。

昔、大道芸祭を街で開催中、芸人に関わるトラブルがあった。
苦情を実行委員会に訴えた商店主は「芸人は常識が無くて困る」と
怒って抗議していた。
対応したあたしは
「スイマセン。常識が無いから芸人になっちゃった人達ですから
勘弁してください。常識のある人は芸人なんかにならないんですから
芸人に常識を期待されても無理です」としどろもどろに謝った。 

 
「ダメじゃん小出」毒舌が面白い。
そのブラックぶりは、聞いていてハラハラする。 

「ダメじゃん小出」は静岡でも大人気。
ノリも良いし、観客のレベルが高いのかもしれない。 

 今の大道芸人を志す人は、まともな常識人が多く
とてもしっかりした人生観を持った人たちで
生活設計が出来ている。これは信じられないくらいだ。
エッ!東京大学を卒業した方がいるんですか。
大道芸人が、職業として認知されたのだろうか。
でも東京大学を卒業して大道芸人になっちゃうのは
頭脳は優秀なんでしょうが常識が無いですね。 
安定した人生のレールに乗る事を止め
大道芸人になった非常識な人たち、だからその人生も面白かった。
ところが状況が大きく変わってきている。
あたしは安定した職業の方々を取材して
描こうとは思わないのだ。
大道芸人という名のサラリーマンに近い人には興味が持てない。
 そうだ「タカパーチ」が居た。
勿論、「タカパーチ」は温厚で常識を持った善良な市民である。
でも相当に波乱万丈な人生だ。生き方が凄い。
常識があるが、生き方は常識的ではないから
ヤッパリ常識が無いのか…なんだかわからん。
それが、クマゴロウのようなトボケタ彼の顔に
豊かな人生が投影されている。 
やはり、「変な人を探して書いた方が良いのかも知れないな・・・」
と静岡で考えた。
あたしも時々「変な人」と言われますが。
2011.11.06 Sunday

拝啓、静岡市役所の皆様

 中途半端な雨模様となり、あたしは1日暗かった。
 屋外でのイベントである大道芸は、とにかく雨には弱い。
土砂降りの雨なら、ハッキリ中止という事で始末が良いが
時々雨が止んだりする降り方には泣かされる。
色々と対策は立てるけれども、天候はどうにもならず
雨が降れば素晴らしい企画も消し飛んでしまう。
今日は超大型大道芸「DAIDOGEIワールドカップin静岡」と
神奈川県アツギで行われている大道芸の最終日である。
静岡は、4日間の開催期間であり、3日間は天候に恵まれたから
1日だけの雨は、諦めがつくかもしれないが
それにしてもフィナーレが雨とは気の毒だ。
雨を見越して、昨夜のうちに静岡から横浜に帰ったが
あたしは1日暗い気持ちだった。
万が一晴れれば、厚木に行くつもりだったが残念だ。
厚木は多少の雨でも決行しただろうと思うが
静岡で疲れ切ったあたしは、雨天にデジタルカメラを
持ち出す気が起きなかった。デジタルカメラは
見かけ上は従来からのカメラに見えるが
「カメラ機能専用・レンズ付き携帯パソコン」である。
いくら無知なあたしでも、雨の中ではパソコンは使わない。

 昨日のブログで書いた、今年の静岡の大道芸会場から消えた
「人間ジュークボックス・タカパーチ」について
少しふれておきたい。初めにしっかりお断りしておきたいが
素晴らしい出演者がそろっている「DAIDOGEIワールドカップin静岡」の
悪口を言う気は毛頭ない。
そうでは無くて
他の大道芸フェスを企画運営している方たちに
あるいは大道芸人
大道芸を愛する方々に
共に考えていただけたらありがたいという気持ちだ。

  正直な話、あの大規模で「世界一を目指す」静岡が
よくぞ「タカパーチ」を出し続けているものだと、感心していた。
つまり高い技、芸の質を求めるうえで超厳しいラインを引く静岡が
よくぞエントリーするものだと・・・。
「さすが静岡」、大道芸の本質を知りぬき、高い理解力があると
敬意すら感じていた。これは嫌味でもなんでもない。

  静岡市民の中から自然発生的に「タカパーチの会」的な
いわゆる勝手連が出来ている事は知っていた。凄い事だと思う。 
静岡の大道芸会場で「タカパーチ」を囲む人の輪の中に
このような話をする人物が居た。
正確な記憶ではないけれど大体次のような主旨の事を語った。

 「自分はサラリーマンとして、必死に会社で働いてきた。
数年前、猛烈に働いていたら精神がズタズタになって
出勤できなくなり、会社を首になった。どこにも救いがなく
保証もなく、長年税金を納めてきた事をバカバカしく思って居た。
ところがある日、フラフラと大道芸会場に来たところ
タカパーチを見て驚いた。こんなオカシイ人が世の中にいるものかと
人生観が変わった。静岡市がやって居る大道芸だ
成る程こんな素敵なものに税金を使っているのなら
納税について初めて納得できた。
その後、毎年タカパーチに会いに来ている。
それで元気が取り戻せるのです・・・。」
大体このような内容だった。冗談ではない。作り話ではない。
あたしは命を懸けても良い、脚色も一切ないこの話は事実なのである。
この話を聞いたあたしは、衝撃を受けた。
後ろから棍棒で頭を殴られたようであった。
たった一人の人間でも喜んでもらえたらよいのだ
それで十分価値のあるものだと。5年前から少し身を引いているけれど
あたしも小さな大道芸を長年サポートしてきた。
あたしのお手伝いしてきたのはセコイ大道芸祭であるが
関わるうえで、この静岡市民の声をあたしは肝に銘じている。
人を集める行為について責任があると思う。
何を大切にしなければいけないのか、明らかだと思う。心ですね。
「オーイ!名古屋・大須大道町人祭りの田辺さん。
大切にしましょうよ、このような人が大道芸会場に来て
下さっているのです。」 「映画と言えばカンヌ。大道芸と言えば
静岡」を目指す高い志、結構だと思いますし
「DAIDOGEIワールドカップin静岡」素晴らしいです。
「タカパーチ」など、はなからお呼びでないのは分かります。
しかしです。  拝啓、静岡市役所の皆様。 もし変な静岡市民から
「どうしてタカパーチが居ないの?」というような
ショウモナイ質問がありましたら、ご面倒でも
話を聞くだけで結構です、どうか耳をかたむけてください。
よろしくお願いします。 勿論、「タカパーチを復帰させろ」と
言うような差し出がましい事を言っているわけではありません。
企画運営上の理由があるのだと重々理解しております。  敬具

………………………………………………………………………………………

  今日は、あえて写真を付けません。 
タカパーチの件、1枚の写真などであたしは語る事など
到底出来ませんから。
2011.11.05 Saturday

「大道芸ワールドカップin静岡」の20周年を祝う

 静岡はいつも以上に温かく、大道芸も天候に恵まれて良かった。
大道芸は天候が悪いと最悪だが、屋外のイベントであるから
こればかりはどうにもならない。 

 
桔梗兄弟の「11本クラブ」のジャグリングは驚異的だ。
彼らは、今12本を目指している。 

今年20周年を迎えた「DAIDOUGEIワールドカップin静岡」の
輝かしい成功は素晴らしく思い、「心からおめでとう」と言いたい。
この大成功の静岡大道芸も、過去に何日か雨で泣かされた。
20年欠かさず、皆勤で静岡大道芸に通ったあたしも
雨で残念な思いを何度かした。
仕方なしに、昼からイタリアレストランで、ワインを
ガブ飲みしていたけれど。それで、別に主催者側でも
なんでもないのだが、晴れると祝福したい気になるのだ。
人知れない主催者側の苦労は、あたしにも多少わかるが。 

 
アクロバットで弓を標的に当てるとは信じられない。
人気の「プリンセス・エレイン」 

あたしは、演劇、音楽などの表現活動は古代ギリシャの時代から
基本的に屋外から発展したと考えている。
屋外、つまり大道での表現活動が発展して
大型化し観客が多くなっていく過程で
必然的に劇場が出現したのではないかと考えている。
勿論、あたしがそう考えるだけで学問的な裏ずけや根拠は無く
乱暴な理屈で恐縮だが。 
1975年に、ギリシャのペロポネソス半島をバックパックでの
貧乏旅行をした。旅行中、古代ギリシャの劇場跡を見て感動したが
すり鉢状の観客席には天井を支えた柱の跡もなく
露天の劇場であることが分かる。
屋外劇場だ。アーチ構造はあったが
未だドームの構造は発明以前の事で、柱が見当たらないという事は
屋根が無い事になる。日中の強い日差しや、雨には
泣かされた事であったろう。そんな中、仮のテント的な
軽量屋根を一部で使用したはずだ。
王侯貴族とか権力者の頭上には、大型パラソルの様なものが
あったろうし、テント的な屋根に発展したのではないか。
つまり、屋根に該当するモノは観客席側から
始まったのではなかろうか。などとあたしは思う。
これも根拠がなく学問的ではない、あたしの勝手な推論に過ぎない。

静岡大道芸のプレミアムショウ会場は、舞台上がテントで覆われて
機材や出演者は保護されている。
電気を使用した照明、音響設備、演出を考えれば
当然で仕方の無い事です。しかしながら出演者が主体なのか
観客が主体なのかを考えた時、ここで微妙なものがハッキリする。
あたしは両者ともに大切だと思うのですよ。
でも、これで観客席までテントなどですべて覆ってしまえば
完全に大道芸の形態ではなくなる。
主催者は当然こんなことは先刻ご存じで、苦肉の策として
ギリギリの線を出して運営していると思う。
そんな事から、いっそサーカスステージを作ったらどうだろうかと
思うのだ。勿論、屋外の座席などのない大道芸は
最も大切に育て発展させていただきたい。
そんなことから、大道芸が行われている地区に
同時にサーカスがあってしかるべきと思って居る。
その地は、「日本広し」といえども「静岡」しかない無いのである。
いやこれは、提言では無くて、あくまで感想であります。 
静岡は公立の劇団、劇場を持っている。
これは本当に素晴らしい事だ。それは良い。
しかしながら、何故これだけ大道芸を成功させている静岡に
常設のサーカス劇場が無いのか、あたしは脳味噌足らんから
理解不能なのであります。
今、日本には、サーカスが2つしかなくなり
しかも絶滅危惧種である。でも一方では質の高い
新しいタイプのサーカス(ヌウヴォ・シルク)は
外国から呼んで公演を繰り返してきた。
しかも日本人を小ばかにして、クラウンの質など
露骨に落としての公演なのだ。
東京の巨大遊園地内の某国のシルクも閉鎖になって当然だ。
日本側の観客も目が肥えてきている、ナメンナよ。
静岡ならヌウヴォ・シルクの企画演出が出来る素地が
もうあると思うのよね。日本国内に建てるなら
静岡にしか、ふさわしい地は無いと考えています。
ヘブンアーティストが成功した東京に
そのうち先に建てられちゃうんでナイかい。
そうなったら残念だよなあ。
静岡ならではのユニークなサーカスが出来るハズですね。
プロデューサー、芸術監督が重要ですけれどね。
それだけの力量を静岡は身に付けてきていると思う。
あたしは静岡が好きなのよ。
温暖で、食い物美味い、なんか人も良いし・・・ 
あたしは、大道芸に愛情を持ち見つめているつもり。
明日のフィナーレの天候が心配のあまり
「無印不良品森直実」余計な事を書いた。スイマセン。 
とにかく会場内をウロチョロリン。予想通りの大変な人出で
あたしも写真撮影どころではない。 

 
やっぱり観客席付きのサーカスも、同時にやってほしい。
弱者、年寄りは観れないのヨヨ〜ン。 

出演者にギャラが出る「ON」ステージの所は
主催者側から選別されたアーティスト(芸のある人、芸人)だから
レベルが高く、休日は見るのが非常に困難。
あたしは「OFF」会場の所を渡り歩く。
技術水準の高い芸は、例のプレミアムステージで観ればよい。
だからサーカスを同時にやってほしいのよね。
「OFF」に中国雑技の天才「張海輪」が居るので、駆けつける。 

 
壺の面白さは、動画でないと解りませんが 


 
あたしは6段を観たかったが・・・。出来ねえよこの現場。
床のコンパネがお粗末なのよ。 

 
北千住で観た張海輪の「椅子6段」 

未知の芸人だからOFFステージでまずやってもらうのは
チャンスを与える意味でも正しいし、理解できる。
だが張海輪はすでに高い評価は定まっているし
世界中から集めてきて出してるゲストのワールドカップ出場者に
決して引けを取らない高水準の芸を持つ。
張海輪がOFFステージに何故回されたのか理解不能。
あたしはハッキリ言っておく、「見識が低い」。
ヒドイ腐りかけのコンパネのステージで椅子が安定しないし
張海輪がいつでもどこでも楽勝でやる「6段の椅子乗り」を
4段に控えて演技していた。勿体ない。
表現者に対し残忍である。アーティストと呼ぶなら失礼極まりない。
エーイ、こうなりゃ理解不能の事を、あえて一つだけツブヤイちゃうと
「タカパーチ」を首にした事が、あたしには分からん。
「タカパーチ」は人柄が良く主催者側に迷惑をかける事はしないし
素行、マナーともに良く従順でプロデュース関係文句は付けないし
芸もアホらしくて楽しめる。素敵な芸人だと思う。
このあたりの事は静岡の観客に関連させて
彼の重要さの一面を具体例で明日にでもハッキリ書きます。
静岡は過去何人も首にしましたが、その理由も明快であろうし
あたしにも理解できると思う。
静岡は、何年出演していても、次回の出演が
保障されているような甘い大道芸フェスではない事は
あたしは十分承知している。結構な事であるが
市民に支持され好かれている芸人は出した方が良い。それだけです。
あくまでもツブヤキですがね。
このブログ、大道芸好きの方が読んでおられるようです。
同志諸君、ありがとうございます。
「タカパーチ」の件、イベントを考えるうえで重要です。
明日に続きを書きます。 

 
今年から、このモホホーンとした「タカパーチ」の
オマヌケ顔が会場から消えた。何故? 



 
素晴らしいし、こういうのも好きですけれど
綺麗すぎるモノ、凄すぎる技は、一度観れば飽きるんだね・・・
あたしの様なスレッカラシ者には。


  そろそろ、静岡に来るのも潮時だわな。
20年の皆勤者だが、年齢を考えると30年目はまず来れないな。
その頃には常設のサーカス・・・あるわけない。
ジジイが来ても、人出が凄くて見えないし
あたしも死んでいる恐れが十分にある。
あたしが車いすでウロチョロして、あげくに偉そうに
ゴタクを並べられたら静岡も迷惑だよナ。
そういう不埒な真似は出来ません。 
明日は雨のようだから、今日「静岡」から帰ろう。
明日晴れれば、「厚木の大道芸」に行きたいが、ダメだろう。
残念「クリスチャン・タゲ」にも会えない。
クリスチャン・タゲは、月曜日にはフランスに帰国してしまうし
果たして来年もう一度会えるのだろうか・・・。
静岡を後に、なんだかあたしは寂しい。
2011.11.04 Friday

10年ならマンネリ、20年やれば伝統である

 「大道芸ワールドカップ・イン・静岡」を観に
 新横浜から新幹線「こだま」で静岡にやって来ました。
今年で20年目。あたしは20年間皆勤です。
「ヤッタあ」「ついにあたしも静岡市から表彰される事に・・・」
なるわけはありませんね。
でも、20年間で、合計2ヶ月以上静岡に滞在し
少なく見積もっても軽く100万円ぐらい使っちゃったわけで
静岡の経済効果アップに貢献したわけであります。 
そういうわけで、静岡に着きコインロッカーに荷物をぶち込んで
すぐ行動。いえね、慌てて大道芸を見に行くのではありませんよ。
イタリアンレストラン「Siesta・Siesta」に直行したのであります。

 
シェスタ・シェスタ 

とにかく静岡に行くとあたしが必ず入る店で、このお店も
創業20年の節目を迎えました。
このお店「ウニのクリーム和えパスタ」が絶品。
今日は、「タコのペペロンチーノのパスタ」と
「アスパラとオリーブのピザ」で昼食。

 
本日のパスタ 

この店のピザは、焼き温度が高いように感じるかもしれませんが
温度は正しい。日本によくあるように、お好み焼き的温度で
焼いたぬるいピザとは別物だ。
何しろ、ピザのチーズが煮えたぎって出てくる。美味い。
今日は、ワインはグラス1杯に控える。
ここのマスター、なかなか面白い。
面白いだけでなく静岡は、海鮮物もネタが良いのであろう
大変に美味しい。横浜に輸入したい位の、イタリア料理店がある。
あたしはイタリア料理は少しだけウルサイが
「Siesta・Siesta」は旨い店だ。 
食べに来たわけではないので、大道芸の「駿府公園のメイン会場」に
辿り着く。 平日なのに、かなりの人出で
あとから行ったら脚立が無いと見ることが出来ない状態。 

 
ふくろこうじ 

 
WILLIAM WEI LIANG LIN 

王輝 

くるくるシルク 

DUO SCARLETTE 

知り合いの芸人(アーティスト)に多数会うから
アチラコチラで立ち話。前にも言ったが何度も繰り返す
芸がある人が「芸人」、TVなどで良く見かける芸が無い人が
「芸NO(能)人」である。静岡大道芸は
大道芸人(ストリートパホーマー)を
外国の例にならい「アーティスト」と呼び方を統一して
何年か経つが、これは良い事だ。
だが、日本語の「芸人」という言い方は、あたしは蔑視して
使ったことは無い。むしろ「芸能人」とか呼ばれる連中に対して
ハッキリ区別し尊称として「芸人」と言っている。
おバカなあたしは良くわからないが
「アーティスト」と「芸人」は同義語ではないかと思って居る。
あたしは日本語の方を採用しているけれど・・・。
だから静岡に賛成なのでございます。 
夜、プレミアムナイトショウを見物。
予想通り「ニーニョ・コストリニ」「ダン・メネンデス」が
面白かった。この二人、過去に何度か見たが、面白い事は大切だ。

サーカスを無理矢理に大道芸として見せている感じのする
静岡大道芸だが、プレミアムナイトショウは見やすい所が良い。
プレミアムナイトショウは、明快にサーカスとして見せた方が
自然な気がするが、まあそれは主催者側の組み立ての仕方だから
あたしの様な与太が、口出しするべき事ではない。
あくまで感想である。
感想と称して余計な事を言えば
これだけ大型規模の大道芸祭を成功させ開催している静岡に
サーカステントが建た無い事の方が非常に異常な事だ。
まあ、一般の方は気付かないであろうが。
あたしは、静岡市内に常設のサーカス劇場が
あったら素晴らしいと思って居る。
静岡大道芸はそれだけ素晴らしい、催しとして
成功していると思うからだ。 
プレミアムナイトショウが終わり
外に出ると富士見芝生広場で「カンパニア・デ・フォリ」の
空中ショウが始まった。イタリアの(Compagnia dei Folli)が
日本で観られるだけで、静岡はありがたい存在だ。 

  
Compagnia dei Folli 

  
Compagnia dei Folli 

 
Compagnia dei Folli 

夜の静岡をウロチョロリン。あたしはここも20年間皆勤の
呑み処「一心」に入る。 

 
一心 

ここの大将も、1年間に1度しか来ない客の
あたしを大歓迎してくれてありがたい。
「黒はんぺんのフライ」、特製「練り肝」で
樽焼酎「朝立ち誉」を呑る。 
大道芸祭20周年に対し、真摯な気持ちで、たった一人で乾杯する。
20年間最悪の事故が無くて良かったと思う。 節目である。
これであたしは、静岡にはもう来ない様な気がしている。 
今夜は、ハシゴ酒は止めて、ホテルに帰り早く寝よう。

2010.12.10 Friday

見解が同じ人がいるとは思わなかった

 上島敏昭氏から、「大道芸アジア月報」が送られてきた。
この機関誌、発行は「浅草雑芸団」で、編集・発行人が上島敏昭氏
通巻229号を数える
大道芸を語る月報として、類例のないもので非常に貴重なものだ
それにしても229号も続けている情熱はすごいと思うし
敬意を表する 続けられるものではない
私のような者に毎号送っていただき恐縮している。
それで毎号紙面の隅積みまで目を通していて、参考にさせていただいている。
貴重な情報も多く、この月報で
飯田市の「全国獅子舞フェスティバル」開催を知り、出かけたのも最近の事だ。

飯田市全国獅子舞フェスティバル

今回のメイン記事は、「大道芸ワールドカップIN静岡」
上島敏昭氏が執筆している。 歯に衣着せぬ口調で
ズバリ静岡の大道芸を語っていて、小気味よい
上島氏も私同様に日本人ばかりを見歩いたようで、ビックリした
「ダメじゃん小出」「三雲いおり」「山本光洋」の三人を取り上げ
正当な評価を下していて、私も大賛成だ
私はこれに「ウンパ」のナイトパホーマンスの成果を評価したい
「サブリミット」「江戸太神楽」と組み
小型日本サーカス「うんぷてんぷ」として頑張っていた
静岡は、莫大な資金で、海外から一流アーティストを招へいし
国際的なフェスティバルに育て上げたが、その成果が上がっている。
それは静岡の実行委員会の目的の一つかもしれないが
日本勢が海外アーティストに刺激を受け、面白くなっていることだ。
凄い技を見ると感心し驚くが、だから楽しいわけではない
私は、上島敏昭氏と同意見で、今年の「大道芸ワールドカップIN静岡」は、
日本のベテラン勢が面白かった。
芸の技の凄さを誇るだけではなく、冷静に見せ方を工夫し頑張ったのだ。               
「大道芸ワールドカップIN静岡」での「うんぱ」
2010.12.05 Sunday

野毛を徘徊(野毛で朝市とクジラのイベント)

午前中は、横浜市内の撮影でウロツク
野毛で朝市とクジラのイベントがあり
古い知りあいの「あがりえ弘虫」が来るというので出かけた
「あがりえ弘虫」は「世界一小さな人形劇」というパフォーマーで
単純でチャーミングな大道芸をしている。
持ちネタの「赤ずきんちゃん」は何時観てもおかしい

熱演する「あがりえ弘虫」
 
楽屋に使われた「村田家」で昔話に花が咲いたが
亡くなったジャグラー石川健三郎の話になるとチョットしんみりしたが
「クラウンジュカ」ちゃんの甲高い笑い声で救われた。
 
クラウンジュカちゃん 

街の実行委員会の人達から撮影をたのまれ
今日のイベントも結構撮影した
野毛「柳通り」をウロツクのでやたら知り合いに出会う。
一緒に、鯨カツのカレーなど食べる
イカのあぶったやつで、「にごり酒」もなかなか良かった
もう撮影はやめた 露店の市は非常に安くにぎわっていた
サラダに良いという赤い大根や、マグロの切り身など魅力的だが
機材が多く買うのを断念した
大根を持って電車に乗るのはカッコ悪いしね

野毛仲通り
2010.12.04 Saturday

手こずった割には・・・

 今日は、鶴見区と南区で依頼撮影
依頼と言ってもギャラがもらえる仕事ではないが
それだけに失敗はしたくない。
短期決戦で集中したので、少々疲れた
面白いもので、撮影中、機材は重さを感じないが
家に戻ると腰をやられている
日差しがきつく大嫌いなストロボを持つなど
いつもより機材が多かった。

 「大道芸ワールドカップIN静岡」の写真をやっと更新した。
実行委員の人が見たら怒り出すかもしれない内容で、気が重い
世界的水準の規模はちっとも写っておらず
静岡のイベントの規模からするとマイナーな人々が多く写っている。
招待された中心的な外国のパフォーマー(静岡的にはアーチィスト)は
私はプレミアムステージで見物したので、写真は撮影していない
それと、ofの中から将来性のある人は無いか見て回っているので
私の写真は「大道芸ワールドカップIN静岡」が
企画している雰囲気とはかなり異なっている。
頑張っている日本の芸人を写したからだ
ウンパが良かったので、写真が多くなった。
本人は、常識ある静かな男だが、銀を体に塗り込んだとたん
「ウンパ」となり、狂気じみて見える
「ウンパ」は、いつもと同じ極めて冷静なのだろうが
狂気を感じさせるようなエネルギーを放つアウトローの匂い
これは、ギリヤーク尼崎、雪竹太郎などの系譜であり、芸人として私は好きです
静岡のウンパ


2010.11.07 Sunday

静岡から厚木へ…(大道芸撮影+取材)

 「大道芸ワールドカップin静岡」の昨夜の
ナイトパフォーマンス「un‐pa」が中々面白かった
「un‐pa」は度胸があるし、演技中の熱中度、集中度が並みのものではなく
狂気を感じさせる凄さがあり非常に良い。彼は今、急速に伸びている

  日曜最終日は、例年物凄い人出になり
苦労し見て歩き回っても収穫は乏しいので静岡から退散
「あつぎ国際大道芸2010」会場に行くのに時間が余りすぎるので
新幹線はやめて在来線でゆっくり移動する
料金は安いし、途中富士山がノンビリ眺められて結構な旅だ
小田原経由で本厚木についたが、ここで予想外のアクシデント
APECの特別警戒で、なんと駅のロッカーがすべて使用禁止になっていたのだ
小田急「本厚木駅」のコインロッカーを爆破するなどとは
私には想定できないのでビックリした
まことに警備ご苦労様でありますが、3泊4日分の重い荷物が預けられず
これでは得意のウロチョロが出来ず、わたしゃギブアップです
移動しないで見るしかない場所は中央公園に定める
移動せず、大荷物を持ったまま場所を固定しての大道芸祭見物は
1986年から大道芸に関わって初めて
この会場では中国雑技団が大人気で、静岡大道芸W杯の人垣と同等の輪ができた
厚木ではウロチョロ出来なかったが、大道芸がらみの知人に会って情報交換ができて良かった
厚木名物、シロコロのホルモン焼きでも食べたかったが
ここの大道芸祭も結構な人出で断念あきらめて帰った

コメディジャグリング「Booly Oooly Company」
なかなか面白い。あつぎ国際大道芸2010の会場にて
2010.11.06 Saturday

静岡を満喫しすぎたナ…

 今日も好天。午前中は大道芸が無いので
静鉄に乗り静岡県立美術館に出かけた
この美術館、ロダンのコレクションが充実していて、地方美術館などと侮れない。
美術館そばには、名門の県立静岡大学(大道芸人も生まれたネ)があるし
日本平にも近くて風光明媚な場所である
森 直実のようなウロチョロの下等な人間が
行ってはいけない様な、文教的な香りの高い場所だ。
静岡の地は、どうしてこんなにお金があるのか分からないが
庭園や建物も素晴らしく、ロダンの良い作品をごっそり持っていて凄い
そう言えば、静岡大道芸W杯も、公称1億5千万円の経費ということが発表されているが
実際には軽く2億以上使っているというヤッカミ半分の噂を聞いたことがある
来年は目出度く20周年だから、5億ぐらい使うのかしらネ
年間、公称1億5千万円としても、30億は軽く使っちゃったわけで
これは凄いねそれだけ素晴らしい内容で
且つ国際的なイベントに成長し、大成功しているから文句はないし
実際に静岡にとって相当な経済効果があるだろう
美術館所蔵のロダンの作品群を見ていると、静岡は大道芸だけではなく
食い物は豊富だし、他にも誇れるものがたくさん有るものだと感心する。
開催中の企画展「ロボットと美術」は、予想より水準の高い面白い展示であった。
普段、美術館に足を運んだことのない観客層も多く、大成功の企画展だ。
アタシャ静岡大好き。日本平にも足を延ばし
そこで日本晴れを堪能したかったが
午後の大道芸に合わせ静岡市の中央部に戻るが、土曜日で大変な人出。

 昼食は、イタリアンレストラン「シェスタ・シェスタ」
「ウニとエビのクリームスパゲティー」でありますが
静岡は食材が優良だしここの名物おやじ
イタリアに調理留学の経験がないのに茹で方が適切
理想的なアルデンテになっとる。
今年ベネツィアで食べたスパゲティーより数段上等なので感心
イタリア人も納得する旨さだろう。静岡を舐めたらアカンぞ

 今日は予想したとおり大変な人出となり、見たいものを見ることが出来ない。
今年の静岡大道芸W杯に、なぜ「雪竹太郎」「バーバラ村田」が出ていないのか気になったが
まあ如何でもいいか。
明日の日曜日は、大変な人出で真面に落ち着いて見られる状況にない。
この辺は、大道芸マニアの人間は先刻ご存じなわけですが
驚いたことに静岡の住人なのに明日は厚木に行くという人に街で出会った
こりゃあ驚いたけれど、この人静岡県人会は除名ですナ
横浜の私は、はなから最終日は静岡に別れを告げ、厚木の大道芸にいく計画であります
明日の午後は厚木をウロチョロ

県立静岡大学/大道芸人を輩出した名門大学
2010.11.05 Friday

サーカスに近づくのは自然のことだ…

 「大道芸ワールドカップin静岡」(以下静岡大道芸W杯)は
過去雨に祟られた事が何度かあったが、今年は晴天に恵まれて良かった
心からお祝い申し上げる
今朝も見事な日本晴れで、駿府城跡の公園を気持ちよく散歩した。
公園内は、プレミアムステージの当日券を手に入れようと
朝からチケット売り場に並ぶ人がいる。ヤレヤレご苦労様です。
静岡大道芸W杯も、来年は20周年であり、何か特別企画があるだろうと楽しみだ
駿府公園内のプレミアムステージは、外観が限りなくサーカステントに近い。
違うのは、観客席側に雨除け日差し除けのテント状の屋根がないことだ。
古代ギリシャ・ローマの劇場には
まず観客席側に屋根が付いたという歴史を考えると、あべこべである。
発展的意見としてだが、思い切って静岡で大型サーカステントを購入し
駿府公園に建てたら素晴らしいのではなかろうか

 大道芸フェスティバルが巨大化すると
限りなくサーカスに近づくのは当然というより
むしろ自然なことである。それを避ける事のほうに無理がある。
当初から静岡大道芸W杯もそのような規模であり
どんどんサーカスをやってもらいたいと私は思っている。
駿府公園に、シルク・ド・シズオカとかのテントが建つのは
必然だと思うし、無いという事の方が不自然だと私は思う。
勿論単なる私見ではありますが。
大道芸W杯初期のころ、審査を巡って東京から招いた高名な審査委員が
帰ってしまった事件があったが
帰りたい人は帰れば良いし、気にすることは無く
静岡は堂々と自信を持って静岡方式を打ち立てればよい
一方の「これは審査できない」と審査員を降りてしまった人のポリシーも私は高く評価する。
もう昔の話だが、偉いナ。

 夜のプレミアムステージを見た。昨年のW杯覇者、「プリンセス・エレイン」
大道より照明のきいたステージのほうがやはり生える。
「くるくるシルク+K−イスケ」も出番はたった5分間であったが照明に生えていた。
「くるくるシルク」は大道でも遜色はないように研究演出されているので問題ないが
静岡は大道芸とサーカスと同時進行させた方が自然に思う。
それだけの高いレベルであるという事だ。
大プロデューサー甲賀雅章氏は、そんなことは先刻ご存じで
静岡大道芸W杯は街そのものが「テントのないサーカス」であるとの認識を
お持ちの事であろう。
ウロチョロ直実が四の五の言うことではなかったナ。
プレミアムステージが寒かったもので体が冷え切り
今宵も「一心」の樽焼酎「朝立誉」を呑み過ぎてしまい
意識が消えゆく中でこのブログを書きましたのでスイマセン

写真は、「大道芸ワールドカップin静岡」の
プレミアムステージの外 
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